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ゴエ ワンちゃんは雑食、ネコちゃんは肉食!??

犬もネコも6500万年遡れば、先祖は同じです。
ではなぜ、「犬は(肉食に近い)雑食、ネコは肉食」なのでしょうか?

まず、ペットになってからの長さが違います。
犬は、1万5千年前から人間と一緒に暮らし始め、長い共同生活の間に人間の食べるものを与えられているうちに、雑食性が進んでいきました。また、単なるペットとしてだけではなく、狩猟や競技、使役用として、改良の手が加わり、500を超える品種がいるとされています。

ネコは、4千〜7千年前に「ネズミ捕り」が目的でペット化されました。つまり、ご飯は「ねずみ」なわけですから、雑食化が進まなかったのです。

ずっと肉食動物だったネコよりも、雑食化した犬は身体も雑食に対応するように変化したのではないでしょうか? 歯の構造を見てみると、食べ物を噛み切る為の切歯、犬歯は同じ数だけはえていますが、食べ物をすりつぶす為の臼歯は犬の方が12本も多いのです。

また、腸の長さに関しても、ネコと犬は違います。
犬の腸が、体長の6倍であるのに対しネコは4倍。(ちなみに人間は12倍、牛は24倍です)
消化酵素を見てみると、犬もネコも唾液中にはでんぷん(お米や小麦粉などに多く含まれる)を分解するαアミラーゼを持っていません。ネコも犬も膵臓から分泌される膵液にはαアミラーゼを持っていますが、ネコは犬に比べて格段に弱い働きになっています。

必要な糖はどうでしょうか?
人間は血糖値を維持するのに、糖分は欠かせませんが、ネコに関しては血糖値の維持に糖分は必須ではないのです。その反面タンパク質(動物性植物に多く含まれる)は犬よりも多く必要とします。

また、トマトなどに含まれているカロチンをレバーなどに含まれているビタミンAに体内変換する事を犬は出来るのにネコは出来ません(もちろん人間は出来ます)。
このことから見ても、犬もネコも大事な家族の一員であることは変わりませんが、身体の構造や必要とする栄養素には違いがあるということがわかっていただけると思います(もちろん人間ともね)。

つまり、むやみにワンちゃんとネコちゃんのフードを交換したり、人間が食べるものをあれこれかまわずあげたりする事はやめた方がいいのです。
例えばキャットフードの方が高たんぱく高脂肪なので、犬にあげると太ってしまったり、ネコは糖を代謝する力が弱いので、炭水化物を大量に摂取すると、消化不良や高血糖症、おしっこに糖が出てしまったりします。ましてや人間の食べているものをそのまま何でもあげると言う事はたくさんの病気を引き起こす原因になるのです。

今後、どういう栄養素が、ワンちゃんネコちゃんに必要なのか?
何を食べさせたらいけないのか?どういう病気になってしまうのか?
などと言うことを含め、色々なお話をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

犬・猫の食事

普段から食事に気をつけるのはペットも同じ!
この機会に一度、食事という基本を見直してみませんか?

イラスト

犬の食事
栄養バランスのいいドッグフードを利用しよう

犬には、たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどのバランスのとれた食事を与えることが大切です。市販のドッグフード(総合栄養食)には犬に必要な栄養素がきちんと含まれていますし、保存も利くので、家庭ではドッグフードを利用するといいでしょう。ドッグフードには、ドライ、セミモイスト、ウエット(缶詰)の3種類があります。


いつからどんなものを与えればいい?

生後4週目くらいまでは基本的に母乳だけで十分。生後5週目になったら離乳食として、パンやうどん、生のひき肉などを牛乳でふやかし、4時間置きぐらいに与えるとよいでしょう。離乳用のドッグフードもあります。

2カ月になったら、消化の良い高カロリーの食事を1日3〜4回あげましょう。幼犬用のドッグフードもあります。5カ月になったら食事の回数は1日2〜3回、1歳になったら1日1〜2回が一般的。妊娠・授乳中の母犬には1.5〜2倍の量の食事を3〜4回にわけて与えます。8歳以上の老犬には硬いもの、消化の良くないものは避けましょう。いずれの場合も、きれいな水をたっぷり添えてあげます。


食事に関わるしつけも、とても大切です

食事の場所と時間はいつも一定にします。栄養的な面やしつけの面から、人間の食べものを与えるのはやめましょう。塩辛いもの、甘いものはとくによくありません。犬用のおやつもありますが、与えすぎるのは禁物です。肥満を予防するために、食事の与えすぎにも注意が必要です。

食卓の近くで犬が見ているので、ついつい人間の食べ物を与えてしまう・・・というのはよく聞くことです。でも、1度でも食べ物を与えてしまうと、「そばにいれば食べ物がもらえる」と覚えてしまいます。食事時は犬をケージに入れておくか、そばに来ても無視していましょう。


そして、「リーダーは飼い主なんだ」ということを自覚させるために、人間よりも先に食事を与えるのは避けること。また食事中の犬に、他人が手を出すのは危険な場合があるので飼い主が注意しましょう。


猫の食事
栄養のバランスがとれたキャットフードを与えよう

猫には、必要なたんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれたキャットフードを与えるのが安心です。キャットフードは手軽だし、保存も利きます。キャットフードにはドライ、セミモイスト、ウエット(缶詰)の3種類があります。「総合栄養食」という表示があるものならば、それと水だけを与えておけば栄養的には十分です。


いつからどんなものをあげればいい?

生後4週目くらいまでは基本的に母乳だけでOK。生後5週目くらいになったら、ゆでてすりつぶした肉や白身魚、パンなどを牛乳でふやかし、4時間置きくらいに与えます。離乳用のキャットフードもあります。


生後2カ月以降は消化の良い高カロリーの食事を1日3〜4回あげましょう。幼猫用のキャットフードもあります。5カ月になったら食事の回数は1日2〜3回、1歳になったら1日1〜2回にするのが一般的。妊娠・授乳中の母猫には1.5〜2倍の量の食事を3〜4回にわけて与えるとよいでしょう。8歳以上の老猫には硬いもの、消化の良くないものは避けて。いずれの場合も、きれいな水をたっぷり添えてあげます。


偏食猫にしないように気をつけよう

食事の時間と場所はできるだけ一定にしましょう。猫は食いだめができるので、好物が出てくるまで1日くらい食事を抜くのは平気。根負けして好きなものだけを与えると偏食をするようになるので要注意です。同じく栄養面から、人間の食事は与えるのもNG。胃にたまった毛玉を吐かせるため、室内飼いの猫には専用の草を与えるといいでしょう。